ザ・メイキング(79)判子(ハンコ)ができるまで
身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、「ハンコ」。ハンコの中でも、朱肉のいらない浸透印ではなく、実印や銀行印などの製作工程を追う。実印・銀行印などは、出来合いの物ではなく、自分だけの印章を使用する。その材料(印材)は、水晶・瑪瑙(めのう)・水牛の角などがよく使わるが、最近では「斧折れ樺」オノオレカンバという木も使われるようになった。この名は、斧が折れる程堅いという所からきている。印材を削り、研磨をした後、ハンコの先の丸い部分を作る。これを頭付け(あたまづけ)加工という。印面の加工は、下書きや彫りは全て手作業で行われる。彫りには、スピンドルというペンシル型彫刻機を使う。文字の太さや彫る深さなど、ハンコの製作工程の中で最も高い技術が必要である。(サイエンスチャンネル:2001年制作)
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