ザ・メイキング(90)硬式野球ボールができるまで
身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは、「硬式野球ボール」。1950年頃の硬式野球ボールは、板状のゴムを巻いて作られていた。現在は、「赤ゴム」「黒ゴム」「コルク芯」が主な材料。直径34mmのゴム芯は、中心がずれないように二重構造になっており、糸を巻きつけ、ボールの形をつくる。太めの毛糸で仮巻きをし、ゴム芯を少しずつずらしながら、全体を均等に巻いていく。毛糸は全て100%オーストラリア産の羊毛である。糸巻きが終わると、ボール全体に接着剤を塗布し、糸のゆるみを防ぎ乾燥させ、硬式野球ボールの内側が完成する。革加工では、革を裁断し 同時に糸通し孔もあける。革は日本産の牛革を使用し、一頭の牛革から約160個分がとれるが、その中からプロ用に使われるのは、わずか12〜13個分である。(サイエンスチャンネル:2001年制作)
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