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2024
517日()

他社に先駆け昇給や週休2日実現

臨海建設、成長継続へ人材募集

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2024年3月28日(木)(愛媛新聞ONLINE)

 長時間労働や体力的な負担が大きいなどのイメージが根強く、人手不足が深刻な建設業界。そんな中、公共工事を主に手掛ける総合土木建設業の臨海建設株式会社(松山市)は、他社に先駆けて継続的な昇給や完全週休2日制導入などの労務環境の改善に取り組み、同時に業績を伸ばしてきた。創業家3代目の岩崎真一郎社長は「成長を続け、従業員に利益を還元するため、即戦力となる施工管理技士が必要」と、積極的な採用を進めている。

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新工種に挑戦 拡大路線へ

 創業は1967年、「臨海」の名が表す通り、港湾整備の公共工事を中心に請け負ってきた。岩崎社長によると、半世紀を超える歴史の中には危機に陥った時期も。日本経済はバブル崩壊後「失われた30年」といわれるように、低成長が続き、公共工事も2000年ごろから大幅に削減され続けた。価格競争が激化し、淘汰(とうた)される同業者もいる中、それまで手掛けたことのない工種にも挑むことを決意した。11年の東日本大震災を受け、上水道をはじめとする社会インフラ全体の耐震化や防災・減災対策が重視されたこともあり、新たに上下水道、砂防、河川工事などの工種にも挑戦し、それに合わせて従業員を増やす拡大路線にかじを切った。

 

直近3年の昇給 平均5%超

  そこで直面したのが人手不足だ。高校の新卒採用を始めてもほぼ応募がなく、15年に思い切って初任給の増額を決定した。18年には西日本豪雨の復興事業でフル稼働に。従業員の頑張りに報いるため、全社員の賃上げにも踏み切った。毎月勤労統計調査によると、21~23年の県内建設業(従業員30人以上)の所定内給与の上昇率は平均約1%。これに対し、同社は平均5%以上の昇給を実現している。

 19年の働き方改革関連法施行を契機に週休2日制も導入。建設業は24年からの適用が決まり、国は公共工事での週休2日実施を推進する方針を打ち出した。「どうせなら早い方がいい」と、まず21年に隔週の週休2日制を取り、22年から完全導入した。

 新事業への挑戦を重ね、多くの実績とノウハウを築いてきた結果、売上高も伸長。2010年ごろは年間5~6億円だったが、本年度はおよそ3倍に達する見込みだ。

 

即戦力求めて中途採用に力

 「拡大路線を取る一番の理由は、会社の利益確保と従業員の満足の両立。それができて初めて成長といえる」と岩崎社長。成長を維持するために何より必要なのは人材の確保だ。どんな工事も「すべて計画通りにはいかない」ため、その対処や関係者との折衝にあたる際、豊富な経験や知識が必要。一定の場数を踏んだ年代の中途採用に力を入れている。

 人柄として求められるのは第1に協調性だ。同社の従業員数は約50人で、中途入社も多い。多様な経歴、年代の人と円滑な人間関係を築き、協力して仕事をしなければならない。次に求められるのは「自分」を持っていること。岩崎社長は「経営側に対し、建設的な提案ができる人ほど、結果的に良い仕事ができることが多い」と解説する。

 

福利厚生や補助制度充実

 継続的な昇給や週休2日制以外にも、必要な資格取得への全額補助や夜勤手当の上積みなど、社員の側に立ったサポート体制が整う。中途採用者が入社のため引っ越しが必要になった場合、費用を負担する支援もある。関連会社が運営するスポーツジムやスイミングスクールの利用は、家族を含め無料。勤務地は松山市とその近郊のため、転勤がなく、ゴールデンウイークやお盆、年末年始にもまとまった休暇を取得可能だ。

 岩崎社長は社内の雰囲気を「会社とともに新しいことにどんどん挑戦していて活気がある」と紹介。「インフラ整備をはじめとする公共事業は、県民の安全・安心につながっている。経営者と従業員は使命感と誇りを共有し、仕事にまい進している」と自負する。

 

吉川武人さん

48歳、1級土木施工管理技士

 10年前に県内の会社から移り、新しいことにチャレンジする毎日です。以前の会社では道路工事がメインでしたが、今は水道や橋梁補修なども担当しています。最近は工事完成後、上空からの撮影依頼が増えたため、社内で講習を受けたり、飛行訓練をしたりしてドローン技術を習得しました。勉強時間の確保など、会社がバックアップしてくれました。社内の雰囲気はアットホームですが、現場で厳しく指導することもあり、メリハリがあります。全体に一体感があり、士気は高いと感じています。

 完全週休2日制で残業も少ないので体力的な余裕ができ、2歳、年中、小学1年生の子どもたちと遊ぶ時間が増えました。趣味は釣り。休日に同僚と船に乗り、沖釣りに出かけることもあります。充実した生活が送れていると思います。

 

中谷健太郎さん

27歳、2級土木施工管理技士の資格取得に挑戦中

 以前は夜間の勤務が多く長期の海外出張もある職場でした。3年前、子どもの誕生をきっかけに、安定した勤務時間と給与を求めて入社しました。給与面では、ベースアップなど毎年昇給があり安心できます。たまに夜間の工事が避けられないこともありますが、夜勤手当が法定以上に手厚く、頑張ろうというやる気につながります。休みもしっかり取得できるので、家族からは「転職して顔色がよくなったね」と言われます。

 分からないことは、先輩方が丁寧に指導してくれます。入社後すぐに会社負担で中型運転免許を取らせてもらうなど、資格の取得に積極的なサポートがあります。現在の目標は2級施工管理技士で、愛媛のインフラを支える1人前の人材になれるように頑張ります。

 

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(2024年3月取材)

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